徳島 一人旅
東京から徳島に飛行機で一泊二日の一人旅をした時の記録です。
阿波踊りの時期ではない、普通の日の旅です。
レンタカーは使わず、バスと徒歩で旅しました。
実際に行ってみておすすめできるスポットを紹介します。
徳島観光のキモ
明言しますが、徳島旅行が楽しめるかどうかは天気次第です。
まぁ地方の観光名所はたいていそうですが、屋外が多いので雨が降ったらおしまいです。
船に乗って渦潮を見たりできません。
動物園とかもつまらないです。
悲しいです(泣)
私の場合はなにも考えずとにかく早めに、と予約して、運よく晴れだったので良かったですが、もし雨だったらあまり楽しめない旅行になっていたと思います。
ただラッキーだっただけで。
ので絶対晴れの日に行きたいのですが、現実問題、飛行機やホテルは早めに取らないと高くなってしまいます。
せっかくの旅行。
多少お金がかかりますが天気がほぼ確定する3日前ぐらいまで待って、ピーカンだったら予約する。
ここはケチってはいけないコストなのかもしれませんね。
徳島観光の特殊事情
徳島と言えば鳴門の渦潮ですね。
でも渦潮って出る時間が決まってるんです。
一日中出続けてると思ってました。
しかも出る時間は毎日同じ時間ではないです。
渦潮は干潮や満潮の前後で見られるためです。
干潮、満潮の時間は日々変わるため、渦潮のでる時間帯も日々変わります。
よって、スケジュールは満潮干潮の時間帯の前後に鳴門にいることを前提としなければいけません。
以下はうずしお観潮船のHPです。
ここに「潮見表」というのがあり、どの時間帯に渦潮がみれるかが一目でわかります。
これを見ながらスケジュールを立てましょう。
実際に自分が行ったスケジュール
自分が実際に観光したスケジュールは以下です。
初日(土)
・羽田空港 ⇒ 徳島阿波おどり空港
・バスで大塚国際美術館
・歩きで大鳴門橋架橋記念館エディ
・歩きで渦の道
・高速観潮船 うずしお汽船 で渦潮観光
・バスで徳島駅まで戻り駅内を観光
・ホテルチェックイン(夕食もホテルで)
二日目(日)
・バスでとくしま動物園に
・戻ってきてホテルチェックアウト
・ひょうたん島クルーズ
・徳島ラーメンを食べる
・眉山ケーブルカーに乗る
・阿波おどり会館
・徳島城博物館
・徳島阿波おどり空港 ⇒ 羽田空港
あんまり周れていないように見えますが、バスが1時間以上間隔が空くのが普通な感じなのでなかなかこれ以上詰め込むのは難しい感じです。
ただ、うまくやればとくしま動物園のあとにとくしま植物園には寄れたかも、と思っています。
実際に自分が行った上でのおすすめ
実際に行って良かったな、と思えたのは以下の3つです。
大塚国際美術館
おすすめはやっぱり大塚国際美術館でしょうか。
米津玄師の紅白で話題にもなりました。
要はフェイクギャラリーで世界中の名画の偽物が飾ってあります。
と聞くとがっかりするかもしれないですがここが大事なのが全部「実物大」なのです。
ミケランジェロの最後の審判なんてとんでもないでかい絵が天井画も込みで展示されています。
展示というか普通に部屋です。
こういったものを一度にまとめて見れる機会などまずないですからフェイクであっても十分楽しめます。
あと、ミケランジェロの最後の審判の部屋で時間が決まっていますが解説をしてくれる人ががいます。
絶対に聞いたほうが良いです。勉強にもなります。
ランチも美術館内のお店で食べたのですが(ヴィーナスカレーというのを)、おいしいし、歩き疲れた足を休めるのにもちょうど良かったし、いい感じでした。
ただ、たまたま混雑してなかったからよかったのですが、ちょっと人が多いだけですぐ混雑しそうな大きさの店ではありました。
高速観潮船 うずしお汽船
船で渦潮が見れるクルーズです。
20分ほどで、大塚国際美術館から徒歩で普通に行けるぐらいの近さです。
徳島に来たなら渦潮でしょう。
実際に見てみたら海に穴が開いているわけで、楽しさもあり恐怖もあったりしてとてもよかったです。
ちなみに船を出している会社はここだけじゃなく、大型観潮船わんだーなるとやら淡路島のほうにはうずしおクルーズなどあります。
HPなどで見比べてみたらよいと思います。
ただ、徒歩の一人旅の場合、ほぼほぼここ(https://www.uzushio-kisen.com/)になるかと思いますが。
なぜなら大塚国際美術館から一番近いからです。
とくしま動物園
なんか徳島駅からバスで30分もかからないし、ちょっと行ってみようかな、ぐらいで寄ったのですがちょうどよくこじんまりとしていてとてもよかったです。
40分~50分で十分見て周れます。
バスは1時間30に1本とかしかありませんが、むしろ時間が余るぐらいです。
ので私は行かなかったのですがすぐ近くにあるとくしま植物園にも行けたと思います。
(私は動物園で無理に1時間30時間をつぶしてしまいました。さっさと出て植物園にも行けばよかったなぁと後悔しています)
おすすめは以上ですが、ひょうたん島クルーズも楽しかったです。
ただそれは天気(気温、風)がたまたま抜群によかったからで、天候がそんなでもなかったらそんなでもないかもしれないのでおすすめとまではしません。
徳島旅行での失敗
今回、旅をしていくつか失敗してしまったのでそれを記しておきます。
失敗①:渦潮が出る時間に制限があることを知らなかった
渦潮がでる時間とか日によって大きさが違うとか知らなかったので、日曜に行こうと思っていたが日曜は小潮だったので、中潮の土曜にし、後で大塚国際美術館に行こうとか思っていたけど渦潮の出る時間が16:00前後だったためスケジュールを前後させたり、と旅行直前でドタバタしてしまった。
失敗②:先に大塚国際美術館に行ってしまった
徒歩で回る予定の皆さん、渦の道と大塚国際美術館を見て回るつもりなら、先に渦の道のほうにいったほうが良いです。
なんでって、渦の道のほうが山の上にあるからです。
そっちに行ってから下っていくと大塚国際美術館に行けるので楽ちんです。
私は逆パターンで先に大塚国際美術館に行ってしまったので、そこから上りです。
なかなかしんどかったです。
バス乗れば?と思うかもしれないですが、1~2時間に1本なので無理です。
まぁタクシー使えばよかったかも、ですが。
失敗③:とくしま動物園のあととくしま植物園に行かなかった
バスが1時間30分後だったので、とくしま動物園をまったり時間をかけて見て回ったのですが、そこまで大きくないので普通のペースで見て回って45分ぐらいです。
ので、わざとだらだらしなければ動物園を見てからとくしま植物園にも十分行けました。ちょっともったいなかったです。
失敗④: バスは現金のみ
徳島バスは現金のみですね。
いわゆるSUICA的なものはないです。
万札しかなかったので焦りましたが、ギリ、小銭があって何とかなりました。
千円の両替はできるのでそこまで気にしなくてもよいですがバスに乗るときは留意しましょう。
失敗⑤:徳島ラーメンは徳島空港にある
結構おいしい徳島ラーメンのお店が空港にありました。逆に言うと徳島ラーメンのお店ぐらいしかなかったです。
ということは、空港で夕食を食べるのであれば徳島ラーメンになるということです。
私はお昼にも徳島ラーメンを食べてしまったので悲しい思いをしました。
徳島ラーメンはよほど食べたいところが決まってないのであれば、空港で食べましょう。
失敗⑥:充電器のケーブルがType-Cだった
家から持って行った充電器とそれのケーブルがType-Cでした。これ、地味に問題で、空港とかちょっとしたところでUSBケーブル経由で充電したい場合、Type-Aです。
まぁ当たり前ですよね。
そこにコンセントがあれば別に問題ないのですが、コンセントはないけど、USBの口だけある、というところが結構多いのです。
ので、Type-Aのケーブルを持っていきましょう。
ネットでチケットを事前予約したほうが良い?
大塚国際美術館や渦の道など、ネットで事前にチケットを購入しておくことができる施設があります。
大塚国際美術館はネット予約しておいたほうが良いかもしれません。(窓口が混むこともあるので)
が、他は混んでなかったので、予定が急に変わることも考えると、わざわざ事前に買っておくのはやめたほうが無難かもしれないです。
行ってはいませんが...
家族ずれの方などで、大塚国際美術館や渦の道の観光を楽しんでから徳島駅方面に戻るのでしたら、途中にあるアオアヲナルトリゾートに寄るのも良いかもしれません。
夏だと海に入れたり、藍染体験ができたりするようです。
が、中年のおっさんが一人で行くのはしんどいので私はスルーしました。
ちょっと困った客いじり
阿波おどり会館で公演を見る場合、あまり前の席に座らないほうが良いです。
もっと言えば最後列が良いでしょう。
なぜなら客いじりと阿波踊り体験コーナーがあるからです。
前方に座ったお客さんはどこから来たの?徳島は初めて?といった客いじりをされ続けていました。
そして中盤にはみんなで阿波踊りをするコーナーが始まり、自分の席のところで立って踊らされます。
しかも左右に移動とかさせられます。
まるでマイケルジャクソンのスリラーのように、右へ左へ踊らされます。
独り身のおっさんには地獄です。
この阿波踊り体験はさすがにやめるか希望者のみにしたほうが良いと思うのですが...
ちなみに阿波おどりの歴史などの勉強にもなりますし、踊りも素晴らしかったので、見るべきか見ないべきかでいえばとうぜん見たほうが良いです。
余談
余談:徳島県に電車はない
余談ですが、徳島県に電車は無いです。
いやいや、徳島駅とか普通に駅もあるし電車も...、と思ったかもしれませんが、あれ、電車の形をしたディーゼルカーです。
よく見てもらったらパンタグラフや電線がないことがわかります。
貴重なので機会があったら見てみましょう。
余談:流しのタクシーについて
余談ですが、歩き疲れてタクシーに乗ろうかと思ったのですが、流しのタクシーはほぼいませんでした。
広島では多かったので変だなぁと思ったのですが広島だけ特殊だったみたいです(笑)
地方で異例!広島市に「流しのタクシー」多い秘密
https://toyokeizai.net/articles/-/505893
余談:眉山には鬼滅の刃カフェがある
余談ですが、眉山ケーブルカーで登った先に、鬼滅の刃カフェがあります。
外観からわからず(カフェあります、程度の看板だったので)、のどが渇いたので休もうと思って入ったら鬼滅の刃でした。
なんでこんなところに?徳島とゆかりでもあるのでしょうか?
以上です!