フィラメントの継ぎ足しはその場にいないと現実的ではない

私が使っているRaise3Dはフィラメントが切れたら停止して入れ替えが可能です。

そうはいってもそんなにフィラメントが切れることがなかったので(切れそうなぐらい少なくなったら新しいフィラメントにするし)、その機能を使うことがなかったのですが、大物をプリントするときに初めてフィラメントが切れてしまいました。

Raise3Dは正しく停止し、フィラメントを入れ替えたら印刷を再開したのですが、残念ながら結果はうまくいきませんでした。

原因は熱です。

3Dプリントする前にプレートを温めますが、なぜかというとそうしないとフィラメントがつかないからです。

印刷途中で停止した、ということは続きは当然プレート上ではなく成形物の上から続きます。

でも、私は速やかにフィラメントを交換しなかった(1時間ぐらいたってから交換した)ので、成形物がすっかり冷めてしまい、その上にプリントしようとしても張り付かず、結果、続けて印刷ができなかったのです。

フィラメント切れ時にうまく連続していけるのは、フィラメントが切れたときにその場にいて、速やかに(30秒いないぐらいに)入れ替えたケースぐらいでしょう。

なので、夜間にセットして、フィラメントが切れたら明日の朝補充すればいいや、と考えている人は、それはできないよ、ということを知っておきましょう。

以上。